備忘録(Ubuntu18.04でよく使う設定 VNCサーバ)

Ubuntuの初期設定のまま,なるべく手間をかけずにVNCを使うことが目的。

 

1)以下のパッケージをインストールする。

tigervnc-standalone-server
tigervnc-common
tigervnc-xorg-extension

 

自分の時は,tigervnc-xorg-extensionのインストールが壊れた依存関係とやらでうまく行かなかった。

 

$sudo aptitude install tigervnc-xorg-extension

 

すると,解決策を提案されたので"y"する。途中,カーネルを削除すると言われたときはさすがに"n"したがカーネルの削除を中止しますかと聞かれたときに,「削除しますか」と聞かれたんだと思ってつい"n"したが,それでもうまくインストールはできた。

 

<追記>

カーネルのバージョンが対応してなかったのかな?

新しいマシンにUbuntu 18.04LTSをインストールして,$uname -r したところ,5.3.0-46-genericになっていた(2020.4.13)。(自動で最新カーネルがインストールされるとは思わなかった)

で,今回は,tigervnc-xorg-extensionをインストールするときに依存関係がおかしいと文句言われたけど,文句をいわれたパッケージを指定してapt install したらすんなりインストールできて,その後tigervnc-xorg-extensionもすんなりインストールできた。

</追記>

 

2)設定ファイルを作る?

$vncserver

で起動して

$vncserver -kill :*

で殺す。(と,参考にしたサイトに書いてある)

いったん起動して設定ファイルを作るのだろうか?

 

3)設定ファイルの編集

~/.vnc/xstartup を編集する。

<追記>

新マシンではxstartupファイルが.vnc下に作られなかったので,ファイル作って以下をコピペしたらちゃんと動いた。

</追記>

 

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
vncconfig -iconic &
dbus-launch --exit-with-session gnome-session &

 

正直よく分からない。

・vncconfig -iconic & は,多分,「いじったことのないあのウィンドウ」を出すための記述ではないだろうか。vncconfigをアイコン的に出すものっぽい記述であるからして。

dbus-launch --exit-with-session gnome-session& は,

 

標準Xセッションの一部としてdbus-launchを実行しているディストリビューションは、Xサーバーが起動して使用可能になった後、「メイン」Xクライアントのラッパーとしてdbus-launch --exit-with- sessionを実行する必要があります(通常はセッションマネージャーまたはウィンドウマネージャー)、これらの例のように:

dbus-launch --exit-with-session gnome-session

dbus-launch --exit-with-session openbox

dbus-launch --exit-with-session〜/ .xsession

なんだそうな。とりあえず,最後の行の記載の仕方から,VNCを設定するためには,どういうデスクトップ環境なのかを書く必要があることは何となく分かった。

 

4)起動させる

$vncserver -localhost no -geometry 1600x900 -depth 32

 

何も指定していないが,画面1(:1)にアクセスできるようになる。

 

-localhost no セキュアトンネルを作らずにアクセス
-geometry 1600x900 画面解像度1600の900
-depth 32 色数32bit

ということらしい。

 

<追記>

Windows環境に合わせて32bitカラーにすることにした。

</追記> 

 

5)VNCクライアントのインストール

とりあえずTight VNC Viewerを使っている。

インストールして起動し,[Ubuntuマシン:1]でアクセスできるようになる。