Excel覚え書き(備忘録)

1,「R1C1形式」という表示方法があること。

2,「オートフィル」=「R1C1形式での相対表示(=R[*]C[*]のコピペ」と表現できること。

3,INDIRECT関数を使えば,文字列を数式に読み替えることができること。

4,SUMPRODUCT関数を使うと,条件の一致するものを抜き出すことができること。例)「第1列の7,17,27・・・97行目までの総和」

=SUMPRODUCT((MOD(ROW(R1C1:R100C1),10)=7)*1,R1C1:R100C1)

5,セルの行を返すROW関数,列を返すCOLUMN関数,○で割ったときの余りを求めるMOD関数。なお上記MOD関数の使い方は,

「行(ROW)を10で割って(=MOD(ROW(~),割る数),7余る(=7)」という命題につきTRUEかFALSEかを返すものとなっている。

6,かように,TRUE/FALSEを返す関数の場合,「1」を掛けると数字になる。前記の場合は,範囲指定でやってるので,数列になる。

7,数列同士を掛け合わせた和を求めるのがSUMPRODUCT。TRUE=1,FALSE=0と数字(数列)化した上で,それ自身とかけると,TRUEを返したものの総和を求めることができる。

8,SUMPRODUCT関数を濫用しすぎると,循環参照が生じてしまう。複数回の計算を繰り返させることで回避できるが,根本的でないし時間がかかるので,SUMPRODUCT関数の濫用は抑制する必要がある。

9,膨大な量の関数を扱う場合,コピペが不能になる。対処方法は,①「オプション」「詳細設定」(表示)(ハードウェアアクセラレータの無効),②「オプション」「全般」(インターフェイスのオプション)(ミニツールバーの非表示・クイック分析オプションの非表示・リアルタイムプレビューの非表示)で,かなり軽くなる。

10,ほんとはVBAを学ぶべきなんだろうけどなあ。